アメリカ

アメリカ留学と手続きについて!元留学エージェント社員がお教えします!

この記事で分かること

・テストを受けなくても入学できる方法がある!?

・必要な書類がこの記事1つで全て丸わかり!

・出願っていつから出せるの?

アメリカへの長期留学、アメリカの大学への進学へ憧れているが、何すればいいかわからない方、どうやって入学するのかわからない方、朗報です!

この記事読めば3分でアメリカ大学への留学、そのために何を準備しなければいけないのかがわかります。

アメリカの大学進学はテストが必要ない?

まず大前提として、海外にしろ、国内にしろ、大学に入学するには入試を受けて合格しなければならないと思っていませんか?

 

確かに日本では多くの大学の場合は、入学するためにはテストを受けて合格しなければなりません。

ですが、アメリカの大学へ進学するのに、テストを受けなくても入学する方法があります。

アメリカの大学には主に以下の2種類があります。

  1. 2年制の大学(一般にコミュニティカレッジと呼ばれます)
  2. 4年制の大学(一般にユニバーシティと呼ばれています。)

4年制の大学に行く場合はSATというテストを受けなければなりません。日本でいうとセンター試験、共通一次試験のようなものです。

加えて、高校時代の成績はもちろん、課外活動などが評価の対象になっています。
英語力もTOFLEiBTで80点以上が必要になり、普通に受験して入るのにはかなり険しい道になります。

 

しかしアメリカでは、4年制の大学にテストで入学する以外にも大学へ進学する方法があるのです。それがこの2年制大学へ通う方法です。

この2年制大学というのは日本でいうとことろ「短大」だと思ってください。

アメリカでは、4年制大学に直接入るのではなく、2年制大学へ通い、卒業後に、4年制大学に3年次編入をする進路が割と当たり前になっています。

 

このルートを使えば、高校の卒業時に4年制大学に直接受験する資格がなくても、2年間短大で勉強してから勝負をすることができることや、2年制大学の方が学費は安いので、費用を抑えることもできるため、多くの留学生、または現地の人も利用しているルートになります。

そして気になる、2年制大学への入学の方法ですが、こちらはテストが必要ありません!

2年制大学が求める書類などの提出

入学に必要な基準は主に以下のものになります。
・必要書類の提出
・高校の時の成績(評定平均2.5以上)
・所定の英語力、スコアの証明と提出
・エッセイ(入学志望動機)
・残高証明書

 

などです。
それぞれどんな書類なのか次の項目で説明します。

2年制大学入学に必要な書類について

2年制大学によって、必要な書類は若干異なりますが、一般的に求められるものをここで紹介します。

1、成績証明書

これは通っていた高校に行って発行してもらいます。もちろん英文の成績証明書です。英文のフォーマットなどは出願する2年制大学のHPなどで調べる必要があります。
GPA(評定平均)が2.5以上あれば基本的には通ることが多いです。

進学する2年制大学のコースや専攻によっては理数系の科目の成績が重んじられたり、高校時に履修が必要科目などがあったりするので、大学のHPで確認する必要があります。

2、卒業証明書

高校を卒業している必要があるので、この卒業証明書に関しても英文で学校側に発行してもらう必要があります。

3、英語力について

大学に入学する日(願書の提出期限)までに定の英語力のスコアの提出が必要になります。
これも各大学によって異なりますが、例を挙げるなら

  • TOEFLiBT45〜61
  • 英検2級75%以上の成績で合格
  • IELTS5.5以上

などが一般的です。

余談ですが、アメリカの大学は基本的に9月入学で出願書類の提出期限は7月末などが一般的です。そのため高校を卒業した後など、2年制大学に入学するまでの時間は英語力を高めるために現地の語学学校に通ったりするのが留学生の王道です。

4、エッセイ

大学よってはWord1ページくらいの量のエッセイの提出を求める場合もあります。
これは志望動機のようなものです。

内容は主に以下のことを記載するといいと思います。
  • なぜ大学に入りたいのか
  • 大学に入って何を学ぶのか
  • 何のために学ぶのか
  • 学んだことを将来どのようにして生かしたいのか

などを記載して提出します。

ですが、出願時は英語力がないのは大学側もわかっているので、そこまで綺麗な英語で書く必要はありません。

5、残高証明書

これは大学に入学した後に、学費を払い続ける支払い能力があるかどうかを見るために大学側にその証明書の提出が求められます。

日本でお使いの銀行に英文で残高の証明書を発行してもらう必要があります。
いくら以上の残高が必要なのかも大学によって異なりますが、3000ドル(日本円で300万ほど)あれば基本的には通ります。

必要書類は以上です。
英語のレベルだけがテストのようなものですが、逆に言えば英語以外の科目のテストはないということになります。

 

渡航手続きと出願時期について

今まで話した出願に関してですが、どのタイミングでするのかというと、一番遅くても、大学の入学時の2ヶ月前くらいと考えてください。
逆に2ヶ月以上前であれば、いつでも出願できます。

しかも、出願した時は英語力だけ基準に到達していなくても大丈夫です。
英語のスコアは入学が決まる時(だいたい授業が始まる1ヶ月前ほど)まで大学側は待ってくれ流ことが多いです。

先に英語力のスコア以外の書類を作成し、学校から入学の許可(英語スコアを入学時までに取得するという条件付き)が降りたら、学生VISAの申請をしていきます。

VISAはWebでの申請、その後に大使館へ行って面接を受ける必要があるので、少なくとも2週間以上はかかります。

他の出願に必要な書類や、VISAの取得、そのあとの飛行機の取得などを考えると、2ヶ月くらいの余裕をもって準備するといいと思います。

VISAを取得したら、飛行機を予約して、あとは飛ぶだけです!

注意点ですが、航空券の予約はVISAを取得してからにしましょう。VISAが取得できない可能性もゼロではないのでもしVISAの取得前に航空券を予約していて、VISAが取得できなかった場合、航空券のキャンセル料が発生することになってしまいます!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
出願書類の具体的な作成方法、エッセイの書き方、VISAの取得方法について、飛行機の選び方、大学の調べ方、などなど詳しいことは今回は記載しておりませんが、海外の大学に進学するためのざっくりとしたフローを今回はご紹介しました。

テストがいらない分、海外への大学も今の時代ではそこまで難しいことではありません。
もし少しでも海外に興味のある人がいれば、ぜひ海外留学に挑戦してみてください。

おしまい