オーストラリア

オーストラリア留学!TAFEの出願書類の書き方と注意点を解説します!

この記事でわかること

・TAFEへの留学について
・願書はどこで手に入れる?
・留学準備で注意すべきことは?

オーストラリアのTAFE(テイフ)という職業専門教育機関に留学したい方必見です!願書の準備の仕方から、書類の書き方までこの記事で全てご紹介します!
オーストラリアでは願書作成などで、アメリカなど他の国よりも厳しい審査となります。しっかりと注意すべき点を抑えましょう。

TAFE(テイフ)の出願には何が必要?

TAFE(テイフ)とはオーストラリアにある専門職業教育機関ということで、別の記事でもご紹介しました!

TAFEに留学するには受験も必要ないし、高校での成績も関係ないし、是非行ってみたい、留学挑戦したいという方に、まずは何の手順で進めればいいのか、何が必要なのかをご紹介します!

TAFEへの留学のための出願には何が必要なのか、以下簡単にまとめました。

 

  • 高校の成績証明書
  • 高校の卒業証明書
  • TAFEへの入学願書
  • パスポートのコピー
  • (持っている方のみ)英語のスコア

ここで改めて準備が必要なものとしては、入学願書だと思います。

この願書はどこで入手できるのか、記載するにあたっての注意事項はあるか?などを解説します。

入学願書はどこで入手する?

願書は、TAFEのホームページで入手することができます。

TAFEのホームページは、州ごとによって分かれています。

州によって学べるコースや、キャンパスなどが違うということがあり、TAFEの調べ方や専攻の決め方については別のところで紹介します。

今回は例としてNew South Wales州のTAFEのホームページを使います。

TAFE New South WalesのHP

https://www.tafensw.edu.au/

TAFEの専攻するコースなどを決めたら以下のページから入学願書をダウンロード、印刷をして提出します。
https://www.tafensw.edu.au/international/enrol/documents-forms

※願書は入力などでは現在のところは不可なので、印刷して手書きで記入する必要があります。

上記のページの一番上にある、青色の枠のApplication Form(願書)をクリックするとPDFのデータが読み込まれます。

一般的な高校生卒業生(高3を卒業してからTAFEに行く場合の生徒について)はこの願書のみで大丈夫です。

上記のURLページには願書以外にも規約などもありますので、一度目を通す必要があります。

入学願書で気をつけるべきことは?

入学願書に記入する項目は、主に以下の項目です。
これらは調べる必要は特にないと思うので必要事項は記入していきましょう。

1、生徒情報

  • 名前
  • 現住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • パスポート情報

2、留学計画

  • TAFEの進学のみか、TAFEの付属の語学学校に通うのか、その場合何週間通うのか
  • TAFEの専攻するコースの詳細(コース名、コースコード、キャンパス名、Location)

 

3、(持っている方のみ)英語スコアの記入と証明書の提出

使える英語スコアは

IELTSまたはTOEFLです。

いづれも過去2年以内に取得したものだけが有効になります。

4、緊急連絡先情報

  • 保護者の名前
  • 保護者の住所
  • 電話番号
  • メールアドレス(出願者と同じものは不可)

 

5、最終学歴

  • 高校の名前
  • 専攻など
  • 卒業年度

 

6、GTE(Genuine Temporary Entrant)

入学願書に記入必須な志望理由書のようなものです。

質問項目があるので、それに英語で回答します。次の項目で詳しく説明します。

願書を書くときの注意点
  1. ・ボールペンで記入する
  2. ・英語は全て大文字で記入する。
  3. ・記入ミスがあった場合は二重線を引いて、イニシャルで修正サインをする

例:田中ひろしの場合→H.T. と修正サインを入れる
修正テープや修正液は使用してはいけません!

 

GTE(Genuine Temporary Entrant)の書き方

質問への回答の注意点

TAFEは職業の専門的なスキルを学ぶ教育期間ですが、留学生が海外の人がオーストラリア国内で就職してしまうと、国内の現地の人の職業のチャンスを減らしてしまうことになるので、オーストラリアで働く意思を持っている、それを目標にしている生徒を好みません。

そのため、GTEで質問されている項目に記入する内容にも幾つか注意点があります。

質問は(現在高校3年生であれば)4つの項目がありますが、質問内容と回答するにあたっての注意点を以下で紹介します。

質問1

自分の国でも選択したTAFEのコースを学ぶことはできますか?もしできる場合、なぜ、自分の国や他の国ではなく、オーストラリアで学びたいのですか?自分の国や他の国でもコースを学べることを自分でも調べましたか?なぜオーストラリアを選びましたか?

質問1の回答に必要な観点

なぜ日本や他の国ではなく、オーストラリアを選択したのか、オーストラリアでなければならない理由を記入する必要があります。

TAFE以外にも同じようなことを学べる教育期間を例に挙げて、その上でオーストラリアを選んだ理由を記載してください。

質問2

なぜTAFEを選んだのですか?なぜ他の教育期間を選ばなかったのですか?TAFEと他の教育期間について調べて、比べた結果、TAFEがいいと思った理由を記入してください。またコース環境や生活についても調べた結果を踏まえて記載してください。

質問2の回答に必要な観点

具体的にTAFEが他の学校や教育期間より良いと思った理由を明確にしましょう。またコースがあるキャンパスの立地や生活などの環境も調べて判断材料として記載してください。

質問3

TAFEで学んだことが将来あなたのキャリアにどのように役立つと思いますか?TAFEを終了して卒業した後の就業のプランについてご記載ください。

質問3の回答に必要な観点

将来になりたい職業を具体的に記載して、TAFEで学んだことがその将来にどのように役立つのかを記載してください。ここではTAFEに卒業した後、日本に帰国する予定であることを説明しなければなりません。ここでオーストラリアで働きたいことを書いてしまうと、入学を拒否されてしまいます。

質問4

将来の自分の国での就職のチャンスと予想される収入について記載してください。オーストラリアで学ぶことについて投資する価値を教えてください。

必要4の回答に必要な観点

具体的な就職先の会社名や組織の名前、職業名と収入などを調べて記載してください。将来のプランについて自分なりにしっかりと調べているということをアピールする必要があります。

全体的な注意点

文章の量ですが、願書のそれぞれの解答欄に6行以上くらい記入した方がいいと思います。

多すぎることはないので、いくら書いてもいいですが、少なすぎるのは良くないので、できるだけ埋めましょう。

また、書ききれない時は別紙を用意することでも問題ありません。

 

まとめ

以上、入学願書の記入方法について簡単なご紹介でした。

オーストラリアは様々な観点で入学や入国するのが難しいところもあります。

それはVISA取得の場合も同じです。

なのでしっかりと注意点を抑えた上で、入学準備に取り掛かりましょう。

オーストラリアへの留学について他にも様々な情報を発信しているので、他の記事もご参考にしてください。

 

おしまい